衛生消毒管理業務

建物内に生息するネズミ、ゴキブリなどの衛生害虫類の調査及び防除が主な業務です。

近年、環境ホルモンや、揮発性有機溶剤の人体に及ぼす影響、あるいはシックハウス（ビル）症候群、そして使用殺虫剤の気中溶度の問題など化学物質を取りまく諸問題が数多く発生致しました。この問題を大変重く考え、私達は害虫の発生メカニズムを解明し、住環境への侵入と生息を抑制する施工方法を確立致しました。それは生活環境の改善、建物施設改善を柱に、モニタリングの精度を高めることにより、殺虫剤の使用を必要最小限にとどめるというI.P.M（総合害虫管理）システムです。
薬剤の大量散布に頼った従来型の害虫駆除から脱却して、対象となる害虫や有害微生物の発生や出現環境を把握する事、施設の役割を理解する事により、それぞれの施設の働きや機能に必要なゾーニング管理を行います。食品取扱い施設や清潔度の高い施設とゴミ集積場や一般区域では、求める清潔度や対象となる有害生物も異なるという事を考えれば、単に一元的に殺虫剤を撒くという従来施工では求められる効果は期待できません。
当社では、従来よりI.P.M（総合害虫管理）システムにより、施工を行ってまいりましたが、今回さらにモニタリング手法のメニューを拡大し、様々な問題点を解決することにより、皆様と共に清潔で快適な環境につくり上げます。